プロフィール

加藤圭木

一橋大学大学院社会学研究科准教授

経歴

1983年生まれ。
2014年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程を修了後、同大学院特任講師(ジュニアフェロー)、専任講師を経て、2018年より現職。
朝鮮近現代史を専攻し、特に朝鮮北部の地域社会史などを研究してました。
また、日本の植民地支配認識の問題などにも関心を持って、研究を進めています。

ゼミナール

加藤圭木の研究室には学部生、大学院生が総勢20名ほど在籍しています。
朝鮮近現代史や日本の歴史認識に関する研究に加え、市民に向けた入門書づくりなどにも取り組んでいます。

主要著作

『紙に描いた「日の丸」——足下から見る朝鮮支配』岩波書店、2021年
植民地朝鮮でどのような暴力がふるわれ、日々の暮らしは変容したのか。人びとの視点から描く支配の実態。

『植民地期朝鮮の地域変容——日本の大陸進出と咸鏡北道』吉川弘文館、2017年
朝鮮東北部の咸鏡北道の経済活動・軍事基地や貿易・人口の動きを、国際情勢、自然環境などから考察。朝鮮社会の独自性に迫る。